青汁を飲むことによるデメリットとは?こんな人はダメ?

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青汁は体に良いということだけが伝えられていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。
体に与える作用が強いということは、それなりにリスクもあるはず。

あまり語られることのない「青汁の悪いところ」に着目し、青汁のデメリットについて詳しく見ていきます。

下痢になってしまう可能性も

食物繊維が豊富

青汁に多く含まれているのが食物繊維です。
食物繊維は急激な血糖値の上昇を抑えたり、血中コレステロールを下げる役割があるので、糖尿病やダイエット目的に摂取している方も多いですね。

体に良い作用を与えるのは間違いありませんが、一方で胃や腸を活性化させすぎてしまうリスクもあります。
単純に食物繊維だけが活発になるのではなく、腸内全体を活性化させ、有害物質とともに体外へ排出させる働きもあります。

便秘がちの方が摂取すれば便秘解消につながります。
しかし、特に便秘ではなく、むしろお腹がゆるいタイプの方がたくさん飲んでしまうと、お腹を下してしまう可能性が出てくるんです。

食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
水溶性食物繊維は水に溶けやすく、便が硬くなりがちな人に改善効果が期待できます。

不溶性食物繊維は便のかさ増し効果があるので、トイレの回数が少ないという人に効果が期待できます。
青汁にはどちらの食物繊維も含まれていますから、ともに改善作用があると考えてよいです。

他の飲み物より食物繊維が多い

食物繊維は日常的に皆さんが食べている食材にも多く含有しています。
そして飲み物にも含まれていますが、その数値が他の飲み物より青汁のほうが多いというデータもあります。比較した数値を見てみましょう。

【100mlあたりの食物繊維の含有量】

お茶類:1.66g(例:からだすこやか茶W)
炭酸飲料:1.4g(例:三ツ矢サイダー)
青汁:3.4g(例:ヘルスマネージ大麦若葉青汁)*200mlで粉末を溶いた場合

青汁は他の飲料に比べてちょっと食物繊維が多いです。
青汁をコップ1杯で換算すると、約200ml。
つまりコップ1杯には約6.8g程度の食物繊維が含まれているということです。

日本人が食物繊維の1日の目安量としているのは男性が20g以上、女性が18g以上です。
当然青汁以外にも3食、食事を取っているはずですからいつの間にか1日の食物繊維目安量に迫っている可能性もあります。

仮に1日に青汁を何杯も飲んでしまえば、あっという間に目安量を超過します。
過剰なまでに食物繊維の摂取すると、下痢になりやすくなると心に留めておきましょう。

ビタミンを過剰に摂取してしまう

ビタミン過剰症

青汁をたくさん飲むことで懸念されるのが、ビタミン過剰症です。
その名の通り、ビタミンを摂りすぎたことによる体への悪影響です。

ビタミンには大きく分けて2種類あって、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。
例えば、ビタミンCのような水溶性ビタミンなら摂取してもすぐに尿として排出されるので、体に滞留することはありません。

しかし脂溶性ビタミンの場合はたくさん摂ってしまうと、体に滞留してしまうリスクがあります。
ビタミン過剰症になる原因は、この脂溶性ビタミンが原因。

具体的にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンE、ビタミンB6などがその過剰症になるリスクがあります。
青汁にもこれらの脂溶性ビタミンが入っているので、ビタミン過剰症になるリスクがあるとされています。

そして過剰摂取して、どんな悪影響が起こるかというと下記のような症状です。

・食欲不振
・痒み
・吐き気
・嘔吐
・便秘
・脱水症状
・皮膚の乾燥
・悪寒
・関節症
・体重の減少

例えば、ビタミンB6を1日に必要とされる摂取量の200mgを大きく超えて、500mg程度摂取した場合、皮膚の紅潮が現れることもあると指摘されています。

青汁ばかりに頼った食生活でいると、こういった栄養素を知らぬ間に摂りすぎてしまうケースもあるので注意が必要です。

ビタミンA過剰症に特に注意

ビタミン過剰症の中で特に多く報告されているのがビタミンA過剰症です。
嘔吐や頭痛といった初期症状のほかに四肢の疼痛性腫脹、頭蓋骨変形、甲状腺機能低下、肝機能障害といったちょっと怖い症状も報告されています。

また、妊婦の方が過剰にビタミンAを摂取してしまうと胎児への影響も懸念されています。
妊娠初期にあたる1ヶ月から3ヶ月ぐらいまでは、ビタミンAの摂取は特に気をつける必要があります。

厚生労働省が発表している1日あたりのビタミンAの目安量は、成人男性で600から650μgRAE、成人女性である450から500μgRAEとされています。

青汁1杯あたりのビタミンAの含有量は商品によって異なりますが、大体10μgから20μgのものがほとんどです。

1杯飲んだだけでは大して気になる量ではありませんが、水代わりにガブガブ飲んでしまうと過剰摂取になってしまいます。
普段の食事でもビタミンAが入った食材は割と多いですからね。

ただ青汁の1日の摂取量を意識して飲めば、そこまで気にする必要はありません。

ついつい飲みすぎてしまう?

青汁がもたらす食欲増進作用

青汁をすでに飲んだことがある方なら体験して分かっていると思いますが、ついついガブガブ飲んでしまうことはありませんか?

例えば、お水を200ml飲むのと、青汁を200ml飲むのとでは、圧倒的に後者の方が飲みたいという意欲が湧くはずです。

なぜ、そういった心理なるのか。
単純に「味がするものの方が美味しいから」という心理面が1つ。

もう一つは青汁を飲むことで胃液分泌が活発になり、食欲増進作用をもたらすからです。
水ではこういった胃液分泌がほとんど起こりません。

例えば、「ちょっとお菓子を食べたら、もっと食べたくなってきてしまった」なんてことがありますよね。

それと同様に青汁にも食欲増進の着火剤のような役割があるのです。
その結果、ついつい飲みすぎてしまうことがあります。
飲みすぎてしまうと、食物繊維やビタミンの過剰摂取につながるので控えましょう。

利尿作用が高まる

ついたくさん飲んでしまうとお腹を下すばかりか、トイレが近くなってしまうことも考えられます。
青汁に含まれる成分は水溶性ビタミンも豊富ですから、体外へと排出しなければいけません。(というか勝手に出てしまうものですが)

利尿作用が高まったからといって体に害はないのですが、何か用事があったり、トイレにいけない場面に出くわしてしまうと、トイレを我慢して膀胱炎などになってしまうことも考えられます。

下剤のような作用があるわけではないので、青汁を飲んだからといってすぐにトイレに行きたくなるわけではありません。
しかしそれでも数時間後に、尿意をもよおす可能性が高いです。

タイミングを考えて飲まないと、トイレにすぐ行きたくなってしまうので注意しましょう。

また、青汁は水ではなく、牛乳や豆乳と混ぜてい飲んでいる方も多いのではないでしょうか。
そういった乳製品ですと、余計に胃液分泌が活発になるので、お腹が活性化され、トイレが近くなる可能性が出てきますので注意しましょう。

一部注意が必要な人も

血液凝固作用があるビタミンK

青汁に含まれている成分の中にビタミンKがあります。
ビタミンKはタンパク質を活性化し、骨を強くしたり、血液の止血作用もあります。

例えば、転んで怪我をして肘から血が出てしまった時に、すぐに止血してくれるのもビタミンKが体にあるからです。

そういった意味では人間の修復機能も兼ね備えている重要な成分になります。
ただ、このビタミンKを取りすぎてしまうと血液凝固に繋がります。

ちょっと専門的な言葉で難しいですが、血液中には「プロトロンビン」というものが存在します。
これは血液凝固因子と呼ばれるもので止血に関わる物質。

ビタミンKを過剰に摂取してしまうと、血液凝固因子も増えてしまうので、血が固まりやすくなります。
そうなると、動脈硬化や脳梗塞などを患っている人には、その症状を悪化させる可能性も懸念されます。

青汁を1、2杯飲んだところでビタミンKが過剰に摂取されてしまうわけではないのでそこまで気にする必要はありませんが、ビタミンKが豊富に含まれている飲み物ということだけは理解しておきましょう。

ワーファリンを使用している人は青汁は控えるべき

これまで心筋梗塞や脳梗塞、脳血栓症などの症状が起こっている人は血栓ができるのを防ぐために、ワーファリンを服用しているケースもあります。

ワーファリンは血液が固まりにくくなるもの。
そしてビタミンKの働きを抑える作用もあります。

こういった薬を飲んでいる人が青汁を飲んでしまうと、ビタミンK抑制と相反する作用をもたらすことになってしまいます。
「血液を溶かそうと思っている人が血液を固めようとしている」という状況になってしまうので、青汁は控えた方が良いでしょう。

実際、ワーファリンを服用する際の注意事項にも「青汁や納豆、クロレラなどのビタミンKを多く含む食品は控えましょう」と記載されています。

血液検査などで引っかかった経験がある人は青汁を飲むのを控えるか、飲むにしても目安料を必ず守って摂取したいですね。
青汁にはこういった予期せぬ影響もあるので、全員の方に安全な飲み物というわけではありません。

まとめ

以上、青汁のデメリットについて紹介してきました。
ここでは敢えて様々なリスクを紹介しましたが、あくまでも可能性として「ちょっとそういったこともあるかもしれない」というだけの話です。

青汁は医薬品ではなく、健康食品。
普通の摂取方法さえ守っていれば、これらの症状が出ることは限りなく低いです。

そしてもし副作用となる症状が出ても、飲用をすぐ止めればよいので後を引くような後遺症は一切ありませんのでご安心ください。

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