昔、CMで青汁を飲んで俳優が「まずい!もういっぱい!」とコメントしているのが強烈なインパクトを与え、話題になったことがあります。
そしてふと、「この青汁ってどこの商品だったんだろう?」と気になる方もいるでしょう。
このCMで紹介していた青汁は「キューサイの青汁」です。
この商品は今でも販売されています。
全く同じものというわけではありませんが、国産のケールを100%使うというスタイルは変えていません。
キューサイの青汁について詳しくみていきましょう!
当時CMで扱っていた青汁は商品を見ると、ジャムのようにドロっとしていて、粉末タイプではありません。
それを水で溶いて飲むという形になっています。
しかし、現在発売されているキューサイの青汁は多種多様なものがあり、大きく分けて全部で3種類あります。
・粉末タイプ
・粒タイプ
・冷凍タイプ
上記3種類ありますが、最も多く販売されているのは粉末タイプ。
キューサイの青汁は粉末タイプだけでも7種類の商品を販売しています。
商品は下記の通りです。
粉末タイプ
・キューサイ畑の青汁
・ケール青汁(粉末タイプ)
・ケール青汁(粉末タイプ)分包
・ケール青汁(粉末タイプ)善玉菌プラス
・ケール青汁(粉末タイプ)カテキンプラス
・はちみつ青汁(420g)
・はちみつ青汁スティックタイプ
そして冷凍タイプは2種類です。
冷凍タイプ
・ケール青汁(冷凍タイプ)
・キューサイ繊維青汁ツージー
粒タイプは1種類です。
粒タイプ
・粒青汁
このように青汁関連の商品だけでも10種類の商品を販売しています。
これほど青汁を取り扱っている会社もないでしょう。
「まずい」というインパクトのあるCMで紹介された青汁は、決して一時的なブームではなく、長い間、健康的な食生活を望んでいる人に浸透しています。
青汁のヒットによりキューサイは、青汁にかなり力を入れています。
現在取り扱っている全商品、ケールが配合されています。
キューサイにとって、ケールこそ青汁の主原料と考えているようですね。
キューサイが扱っているケールは国産でしかも、農薬や化学肥料を一切使用していない安心、安全な食材となっています。
ケールを育てるにあたって、堆肥と有機肥料しか使っていないそうです。
ケールの育成には強いこだわりを持っていて、理想的なケールを栽培するために種も選抜しているとのこと。
大きさ、重さ、形などを検査して、そこから土壌の良い条件で育てて、栽培しています。
また、ケールは1年の中で育てる時期によって味が変化するそうです。
だからといってキューサイは、1年間すべて同じ味で統一するというこだわりはなく、その時期ごとに最適な状態で出荷しています。
あくまでも自然なままのケールの栽培にこだわっているのがキューサイならではの特徴です。
例えば、夏場のケールは若干苦味が強く、逆に冬場は糖を多く蓄え、甘みが増しています。
ちょっと苦味が心配という人は、冬場にキューサイの青汁を購入するのも良いかもしれませんね。
当時のCMから使われている主原料はケールです。
ケールは確かに苦味が強く、ちょっと生臭さの残る野菜なので世間一般に広く親しまれているというものとは程遠い野菜です。
実際、スーパーの野菜コーナーでもケールを見かけるというのは稀ですからね。
普段、料理でケールを用いるケースはなかなかないのではないでしょうか。
そして現在発売されているキューサイの青汁。
こちらもケールが入っているので、お世辞にも美味しいとは言えないでしょう。
キューサイの青汁を購入する人は「健康に良いから」、「昔から親しまれている青汁だから」と考えている方が多いのではないでしょうか。
逆に言うと、キューサイの青汁を飲む際、味をメインで考えている人はハッキリ言って失敗します。
昔に比べて多少飲みやすくなってはいるものの、それでもやはりケールがメインとなっていることには変わりないので、飲んだ後に苦さを感じる人が大半です。
「絶対にキューサイの青汁がいいんだ!」という人は別ですが、もっと飲みやすい青汁も他にありますから、幅広い視野で検討しても良いかもしれません。
ただ、まずいと感じるかどうかは個人差がありますから、一度購入してから判断しても悪くないでしょう。
青汁に飲みやすさを求めているなら、ケールにこだわる必要はないでしょう。
むしろケール以外の飲んだ方が後味も爽やかで飲みやすいものが多いです。
そこでおすすめしたいのが、大麦若葉。
大麦若葉の方が抹茶や緑茶のような風味になっているので、飲みやすいと感じる人が多いです。
ケールはガッツリ苦い野菜という感じですが、大麦若葉は葉っぱなのでお茶感覚で飲めます。
実際そういった飲みやすさを重視した青汁は近年多いので、ケールよりむしろ大麦若葉がメインとなっている青汁のほうが増えています。
現在、販売されている大麦若葉がメインとなった青汁をいくつか挙げてみましょう。
あくまでも一例を挙げただけで、こんなにも大麦若葉を使った青汁があります。
中には、大麦若葉に加えて、フルーツが配合されたものもあります。
こうなると、「もはやそれは青汁なのか?」と思うくらいですが・・・(笑)
やはり毎日続けるには味も重要ですから、飲みやすさを意識して作られている青汁が増えているのが現状です。
大麦若葉とケールを比較した公式なデータがあるわけではないので、断定は出来ませんが、大麦若葉のほうが栄養価が高いのでは?と思わせるデータはいくつかあります。
ケール自体は日本食品標準成分表にデータが載っています。
大麦若葉は残念ながらデータがありません。
ただ、大麦若葉を配合した青汁で各社、栄養価を表記しています。
そのデータを比較すると、ほとんどの成分で大麦若葉が上回っています。
分かっているものだとビタミンC、ビタミンB2、ビタミン12、ビタミンC、ビタミンB6、カリウム、鉄分、ビタミンK、βカロテン食物繊維などです。
栄養価が高く、味もケールより飲みやすいなら大麦若葉でも良いのでは?という考えになってきますね。
ちなみに、青汁の値段を比較しても大麦若葉が主原料となっている青汁と、ケールが主原料となっている青汁で大差はありません。
ケールも栄養価が高い食材には変わりないので否定するつもりは全くありませんが、栄養価、飲みやすさ、値段などを考えても、あえてケールを選ぶ必要は正直ないのかなという感じもします。
大麦若葉とケールでどちらの青汁が良いか決めかねている、という人もいるでしょう。
実際に飲んだことがないというケースならなおさらです。
それならお試しセットが販売されている青汁もあるので、それでまずテイスティングして、どっちが自分に合うか確かめてみるのはいかがでしょう。
お試し販売されている青汁は下記です。
これらは1ヶ月分などと、いきなり大量に買う必要はありません。
だいたいは10杯分前後のものばかりです。
値段は下記のようになっています。
・リッチグリーン12本入り:1996円(税込) 送料無料
・森永製菓のおいしい青汁12本入り:1000円(税込) 送料無料
・飲みごたえ野菜青汁10袋入り:1080円(税込) 送料無料
・本搾り青汁プレミアム10本入り:980円(税込) 送料460円
このように1000円前後で買えて、送料無料のものも多いです。
この中で大麦若葉がメインになっているものが、「リッチグリーン」と「飲みごたえ野菜青汁」です。
ケールがメインになっているものが「森永製菓のおいしい青汁」と「本搾り青汁プレミアム」です。
大麦若葉とケールの青汁が2つずつお試しであるので、比較するのにちょうど良いですね。
多少商品によって同じ主原料の青汁でも味に違いがあるので、4つお試しで購入してみても良いかもしれません。
「青汁なんてどれでも一緒では?」と考える人もいるでしょう。
そこで大麦若葉を主原料として最も安い青汁、ケールを主原料として最も安い青汁を調べてみました。
知名度の低い青汁や一部のスーパーで販売されている青汁などは対象外としたのでご了承ください。
【大麦若葉を主原料として最も安い青汁】
・青汁三昧(1杯あたり50円)
【ケールを主原料として最も安い青汁】
・キューサイの青汁粉末タイプ(1杯あたり97円)
上記最安値で購入できるのは、いずれも定期コースで買った場合のみです。
通常購入だと、もうちょっと値段が高くなってしまうのでご注意ください。
青汁三昧はめちゃくちゃ安いですね。
これは大麦若葉だから安いというより、青汁三昧だけが特別に安い感じです。
大麦若葉を主原料としている青汁の他商品を見ると、大体100円前後なので、ケールの青汁と値段に差はありません。
安さを重視したい場合は、上記の青汁を検討してみてはいかがでしょう。
以上、キューサイの青汁について詳しく解説しました。
「やっぱり青汁を始めるなら元祖といえるものから始めたい!」という人ならキューサイの青汁からスタートするのも悪くないでしょう。
ただ、「やっぱりちょっと飲みにくいかな・・・」と思ったら大麦若葉を主体とした青汁に切り替えても悪くありません。
いろいろ試して自分に合ったものを見つけてみてください!
/公開日:2018年5月22日