寝る前に青汁を飲むことは体に良いのか、参考になる情報を紹介します。
寝る前に青汁を飲むことはメリットとデメリットの両方があります。
特にデメリットとして、懸念されるのが下痢。
お腹が弱い人が寝る前に飲むのは、ちょっと心配ですね。
寝る前に青汁を飲むと、体にどのような影響があるのか詳しくみていきましょう!
下痢になってしまう要因を挙げながら、青汁との関連性について紹介していきましょう。
答え →△
青汁はもちろん安全性の高い飲み物なので、ウイルス感染が起こることはありません。
ただアレルギーは、人によっては発症する可能性もゼロではないでしょう。
アレルギーを引き起こしてしまう原料も青汁によっては入っているからです。
青汁でアレルギーが気になるものはそれほどありませんが、大豆、ヤマイモ、オレンジ、キュウイフルーツなどは入っている可能性もあります。
アレルギーがある人は必ず購入前に原料をチェックしてみましょう。
答え →〇
青汁は食物繊維が豊富に含まれているので、この可能性は十分あります。
実際、説明書にも「お腹がゆるくなるケースがある」と記載されている青汁ばかりです。
これは寝る前だからというよりも、もともと青汁に入っている成分が体にもたらす作用です。
朝でも昼でも夜でも青汁の影響によって、お腹がゆるくなる人もいるので注意しましょう。
答え →〇
青汁を冷えた状態で飲んでしまうと、血管が収縮され胃腸の動きが悪化してしまう可能性もあります。
その結果、下痢になるケースも。
もし、寝る前に青汁を飲みたいのなら、あまり冷やしすぎないようにしましょう。
このように、寝る前に青汁を飲むと下痢になる可能性もゼロではないです。
ただ、消化機能の働きなどは個人差がありますので、下痢になると断定できるものではありません。
お腹がゆるい人にとっては、寝る前に青汁を飲むのはおすすめできない方法ですが、逆にメリットもあります。
それは肥満抑制につながること。
よく、「食べてすぐ寝ると太る」と言われますよね。
それはまだ体内に残っているブドウ糖が消化しきれず、蓄積されてしまうからです。
体内に存在するブドウ糖はインスリンによって消化されますが、すぐに寝てしまうと、その活動も休止状態になってしまいます。
それが肥満に繋がるというわけです。
寝る前に青汁を飲めば、ブドウ糖が急激に増えるということはありません。
すなわち体内に蓄積される脂肪もなくなりますので、ダイエットにつながります。
お腹がゆるい人でなければ、むしろ寝る前に青汁を飲むことは消化機能を整えるため良いことです。
寝る前に青汁を飲むメリットとして、水分補給も挙げられます。
人間は睡眠中に150mlから200ml程度の水分が失われるといわれています。
大体コップ1杯程度に相当します。
それを防ぐ意味で、寝る前に水分補給するのは重要。
普通の水でも良いのですが、ビタミンやミネラルが豊富に含まれた青汁の方が、より一段と体内に浸透します。
特に寝ている時は成長ホルモンの分泌を促すため、細胞に栄養素が行き渡るのはとても良いことです。
どうせ水分を取るなら栄養素のあるものが良いですね。
ただし青汁を寝る前に飲む場合、歯磨きを忘れないようにしましょう。
搾汁された粉が残っているため、意外と歯にくっつきやすいです。
よく「睡眠不足が肌荒れにつながる」と言いますよね。
良い睡眠が取れているときは、ターンオーバー(肌の代謝)が正常に行われている状況です。
睡眠中に成長ホルモンが分泌され、肌の底辺となる基底層の細胞が作られていきます。
基底層とは、皮下組織に存在する肌の一番下に存在する部分。
肌は基底層を土台にして、上部の角質層までバランスよく積み重なっています。
角質が肌荒れ、カサツキを起こすということは、基底層の状態が悪いこと。
基底層の状態をよくするにはビタミンです。
ビタミンを定期的に摂取することで成長ホルモンの分泌が促され、基底層の正常化にもつながります。
ちょっと難しい専門用語もありましたが、簡単に言うと「ビタミンが肌の細胞を作ってくれる」ということです。
青汁にはビタミンが豊富に含まれているので肌ケアにも役立ちます。
寝る前に青汁を飲むことによる体への作用について紹介しました。
食物繊維が豊富なため蠕動運動が活発になり、その結果、下痢になるという可能性も考えられます。
いきなり青汁を寝る前に試すのではなく、朝や昼など日中にまず飲んでみましょう。
そこで、下痢の症状がなければ寝る前に飲んでも問題ないでしょう。
/公開日:2018年1月27日