青汁を飲む場合、シェーカーに粉末を入れ、牛乳などで混ぜて飲むのが定番です。
ただ、まだ青汁を飲んだことがない人にとっては、「別に普通にコップに入れて混ぜて飲めばいいのでは?」と思っている方もいます。
そこで、シェーカーがある場合と無い場合で、どう違うのか詳しく紹介しましょう!
青汁にシェイカーがついているのは、攪拌して飲みやすくするためです。
購入したての青汁の粉末は、まださらさらした状態。
コップに入れてスプーンなどでかき混ぜて飲んでも、充分おいしいです。
ただ粉末タイプの青汁はしっかり管理しているつもりでも、水分が発生してきます。
するといつの間にか粉末が水分を吸収して、固まってしまうのです。
湿気と乾燥状態を繰り返すことで、このような現象を招きます。
よく砂糖が固まってしまっていて、うまくスプーンで取り出せないなんてことがありますよね。
それと似たような現象です。
未使用の袋に入っている砂糖でも、固まった状態になってしまうのは外気の影響を受けているためと考えられます。
粉末の青汁も同様に数ヶ月放置していると、徐々に固まってしまうので注意が必要です。
美味しく飲むには、購入してから1、2ヶ月以内に飲むのが理想です。
しかし、もし数ヶ月放置して粉末が固まってしまったら、シェイカーを使って攪拌していきましょう。
シェーカーを使うことで粉末が内側の容器に何度も擦れ、サラサラになっていきます。
固まった状態で水や牛乳を投入してしまうと、スプーンで混ぜようと思っても固まったままダマになってしまいます。
美味しく飲むにはシェーカーが必要です。
尚、「固まった粉末を溶かすためにお湯を投入すれば良いのでは?」と考えている方もいますがそれはやめましょう。
せっかくの栄養素が破壊されてしまう可能性があります。
ご存知の通り、ビタミンやミネラルは熱に弱いもの。
お湯を投入することでそれらの栄養素が減少してしまう恐れがあります。
粉末自体もほ低温乾燥で施されたものが多いです。
せっかく熱を加えないで製造されたものですから、無駄にしないようにしましょう。
あまりにも凝固した状態だと、いくらシェイカーで振ってもなかなか塊が溶けてくれないことがあります。
そういった可能性がある場合は保管時に揮発性のあるみかんの皮やレモンの皮を入れておきましょう。
粉末が固まっているということは乾燥している状態。
そこに程よい水分が残っている柑橘系の皮を投入することで、徐々に塊が溶けていきます。
直接水分を青汁にかけてしまうと溶けてしまったり、再び乾燥した時に固まってしまうのでお勧めできません。
柑橘系の皮を入れて数日放置しておきましょう。
そうするとサラサラ感がよみがえってくるはずです。
青汁によってはシェーカー付きのものがありますので、そちらを検討してみてはいかがでしょうか。
シェイカーは無料で付いていることが多いです。
シェイカー付は下記のようなものがあります。
・本搾り青汁ベーシック(ファンケル)
・はちみつ青汁(キューサイ)
・養生青汁(やずや)
・極の青汁(サントリー)
・大麦若葉青汁キトサン(大正製薬)
・ヘルスマネージ大麦若葉青汁(大正製薬)
別途シェイカーを購入するのが嫌だという人は、こういった青汁を選んでみてはいかがでしょうか。
青汁専用のシェイカーだとメモリがついていて、どこまで入れればよいかわかりやすいです。
1杯分の量になるような程よいシェイカーになっていて、使いやすくなっています。
ただ、上記紹介した青汁は無条件にシェイカーが付いてくるケースと、「いくら以上でシェイカー付き」、「期間限定でシェイカー付き」となっている商品もあるので、よく確認してからご購入していただければと思います。
実際に比較してみるとわかりますが、ただコップに入れてスプーンに混ぜて飲むのと、シェイカーで撹拌させて飲むのとでは、液体の膨らみ方に違いが出ます。
これは食物繊維などを豊富に含んだ成分が攪拌させたことによって、膨張が起こったと考えられます。
このほうが液体もドロッとしますし、飲んだ後の満腹感にも違いが出てきます。
これは青汁もそうですし、スムージーなども同じです。
ただ飲むより、満腹感があった方が食べ過ぎなどを阻止することができるので、一石二鳥です。
青汁を飲む際はシェイカーを使いましょう。
以上、青汁でシェイカーを使う意味について詳しく紹介しました。
特にダイエット目的、節制目的の方はシェイカーを使って飲んだ方が良いです。
お腹に溜まる感覚が得られます。
意外とシェイカーは家にないという方も多いかもしれません。
ぜひ、シェーカー付きの青汁を検討してみましょう!
/公開日:2018年1月4日