「青汁を飲んでみたいけど、どこの青汁を購入して飲めば良いかわからない」という声が聞かれます。
あまり聞いたことがないメーカーから販売されている青汁だと、本当に安心できるものなのかと不安に思っている人も少なくありません。
そこで、名が知れているメーカー、販売実績のあるメーカーなどをピックアップし、安心して飲むことのできる青汁をいくつか紹介していきます。
最初に紹介するのは、森永製菓から販売されている青汁です。
森永製菓といえば、さまざまな人気お菓子が販売されている会社。
有名なところだとチョコボール、ハイチュウ、ダース、小枝といったあたりは一回は食べたことがあるのではないでしょうか。
そんなお菓子中心に製造している森永製菓から発売されているのが、「おいしい青汁」。
青汁は「苦い」、「野菜臭い」、「生臭い」といったネガティブなイメージが付きまといます。
そういったイメージを払拭するかのようなストレートなネーミングですね。
美味しいと言い切るだけの素材が、この青汁には入っています。
従来の苦味のある野菜だけで味を調整するのではなく、ニンジンやリンゴといった甘味を感じさせてくれる素材を配合しています。
また、苦い野菜だけでなく、普段皆さんが食べているようなキャベツやブロッコリー、クレソンといった食材も配合されています。
青汁とはいえ、実際は野菜ジュースに近い感覚かもしれません。
ただ野菜ジュースとは違い、粉末状にしていますので、水や牛乳で溶いて飲む形になります。
森永製菓の青汁なら安心、という方もいるのではないでしょうか。
続いて紹介するのは、製薬会社から販売されている青汁です。
健康な暮らしを取り戻すということを目的として、健康食品にも力を入れています。
大正製薬からは2つの青汁が販売されています。
大正製薬ならでは特徴と言うと、トクホ認定の青汁ということ。
トクホとは、特定保健用食品制度のことで製品に対して有効性や安全性の審査を受けて許可された食品のみに与えられる称号です。
科学的根拠があると認められたものなので、よくわからない青汁を飲み続けるより、体に与える作用が期待できるという点が何よりも安心ですね。
こちらの青汁は大麦若葉を主成分とし、そこにコレステロールの吸収を抑えてくれるキトサンを配合しています。
ちなみにキトサンというのは、カニやエビの殻などに含まれているキチンを加工して作った不溶性の食物繊維。
野菜以外の素材からも食物繊維を加えていると解釈すればよいでしょう。
摂取からだいたい1ヶ月から2ヶ月程度で、「悪玉コレステロール値が低下した」という研究結果も出ています。
また、大正製薬のこだわりが有機JASの認定を受けた大麦若葉だけを使っていること。
有機JASとは、農薬や化学肥料などの化学物質を一切使用せず、その素材のみで優れた農産物かを判断する基準です。
この審査では、わずか0.2%といわれるほどの狭き関門を通過しなければなりません。
そういった条件を突破している優れた大麦若葉だけを使用しています。
有名なメーカーで優れた素材を使っている青汁を飲みたいという人には、一番お勧めと言っても言い過ぎではないでしょう。
医薬品や健康食品などを取り扱っている太田胃散でも青汁「桑の葉青汁」を販売しています。
太田胃酸で販売されている青汁は他の青汁とは違い、桑の葉を使用しています。
青汁の王道といえば大麦若葉、明日葉、ケールですが、そういった野菜を使わないあたりがかなり個性的ですね。
太田胃散でなぜ桑の葉を使用するかというと、抗酸化作用を発揮する成分が含まれているからでしょう。
抗酸化作用は活性酸素を除去して、肌の劣化を防いだり、ストレス緩和に役立つもの。
また、アトピー症状を抑制したり、肌の炎症を防ぐ作用もあります。
具体的には、ポリフェノールやフラボノイドといった成分が桑の葉に含有しています。
やはり医薬品を多く取り扱っている会社ということだけあって、免疫力や外的要因からの抑制力を重視して青汁を製造しているのではないかと考えられます。
桑の葉は実際サプリメントや漢方などに含有されているケースもありますからね。
また、桑の葉は血糖値を抑制する作用があるので、糖尿病患者の方やダイエット目的の方が摂取するにも良い食材とされています。
一般的な青汁の食材に比べて食物繊維はやや不足しがちですが、その分血糖値抑制と抗酸化作用があるので、風邪をひきやすい人やアレルギー体質の方におすすめな食材といえます。
そして素材ですが、栽培されている桑の葉は国産のみ使用しています。
安心して飲用することができるでしょう。
スキンケア、ヘアケア、オーラルケア、健康食品などに力を入れているサンスターからも青汁が販売されています。
サンスターといえば歯磨き粉などの歯科衛生グッズの知名度がありますね。
サンスターから販売されている青汁は、「健康道場粉末青汁」です。
この青汁は青汁のオールスターともいうべき野菜が全て盛り込まれています。
ケール、大麦若葉、明日葉、モロヘイヤ、ブロッコリーの5種類配合されています。
普通の青汁なら1種類、あるいは多くても2種類程度の食材を使うぐらいです。
しかし、そういったものをすべて含み、作られています。
そして1袋あたりなんと10g。
一般的な青汁は1袋3gからせいぜい5g程度ですから、それらを圧倒的に上回る量で配合されています。
それだけ多ければ当然1杯あたりに含まれるミネラルやビタミン、食物繊維などの栄養素も盛りだくさん。
体へ与える作用が最も大きい青汁と言っても過言ではありません。
ただそれだけの量を1杯で飲むわけですから、はっきり言ってお腹が弱い人にはお勧めできません。
食物繊維を急激に大量に摂取すると、お腹がゆるくなる可能性がありますからね。
もちろん安全を考慮して作られた量ではありますが、とはいえお腹がゆるくなる可能性は他の青汁に比べて高いでしょう。
もし、ちょっと心配なら1袋を2回に分けて飲むなど、様子を見ながら摂取していきましょう。
大手メーカーというわけはありませんが、知名度で言えば、ダイレクトショップから販売されている青汁三昧も候補に挙げておきたくなる青汁です。
ダイレクトショップといえば、通販番組などで登場する会社です。
そこで人気を得て、たちまち売り上げを伸ばしたのが「青汁三昧」。
すでに累計で10億杯を突破しているとのことです。
そこまで人気を得た理由は、素材の安心感があるということ。
使用しているものは広島産のケール、沖縄産のゴーヤ、宮崎産の大麦若葉です。
青汁は意外とどこで生産されたのかという記載が無いものも多いです。
しかし、青汁三昧の素材はどこで生産されたのか記載されていますし、しかも農家の方々の写真まで載っています。
作っている人や環境が分かると、安心して飲むことができますよね。
こういった安心感が売上に反映されているといえるでしょう。
こちらの青汁はサラッとした飲み口が印象的で、カルシウムや鉄分、食物繊維、βカロテン、葉酸、ビタミンCなど27種類もの成分を摂取することができます。
また、老若男女誰でもおいしく飲めるようにと抹茶の風味を追加し、飲後味の良い仕上がりになっています。
「売れている青汁を飲んでみたい」という人は、十分検討したくなる青汁です。
「有名なメーカーだとちょっと値段が高いんじゃ?」と不安に思っている方もいます。
そこで各メーカーの青汁について値段をまとめてみました。
森永製菓のおいしい青汁
定期購入:4374円(税込)1本あたり182円
大正製薬の大麦若葉青汁キトサン
定期購入:3694円(税込)1杯あたり123円
大正製薬のヘルスマネージ大麦若葉青汁デキストリン
定期購入:3694円(税込)1杯あたり123円
太田胃散の桑の葉青汁
定期購入:2268円(税込)1杯あたり37.8円
サンスターの健康道場粉末青汁
定期購入:4374円(税込)1杯あたり145円
ダイレクトショップの青汁三昧
定期購入:3000円(税込)1杯あたり50円
上記のようになっています。
メーカー問わず青汁の相場として考えると、1杯あたり100円前後のものが多いです。
そう考えると、森永製菓のおいしい青汁はちょっと高いですが、それ以外は軒並み相場程度ということが言えそうです。
特に太田胃散の桑の葉青汁、ダイレクトショップの青汁三昧は青汁の中でも1、2を争うような安さです。
50円以下というのは、おそらく市販されている青汁でもほとんどないのではないでしょうか。
値段重視でご検討されている方は、この2つの青汁はかなり魅力的に映るはずです。
ただ一つ注意点があって、太田胃散の桑の葉青汁はとても安いのですが、1袋につき2gしか入っていません。
一方でサンスターの健康道場粉末青汁のように1袋につき 10gも入っている青汁もあります。
グラム単位で考えると、サンスターの健康道場粉末青汁も安い部類に入りますので、細かく分析したい方は1袋あたりのグラム数もチェックしてみると良いかもしれません。
以上、有名メーカーから販売されている青汁について検証しました。
お菓子メーカーや医療品メーカーなど意外と青汁を販売している業者はバラエティーに富んでいますね。
それぞれ成分など独自のものを配合していることもあるので、自分に合った青汁を選んでみましょう。
大手メーカーの青汁でも別に高いというわけではありませんので、検討しやすい価格といえるのではないでしょうか。
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