化粧品や健康食品の販売で知られているDHC。
DHCから青汁も販売されています。
DHCから販売されている青汁は粉末状のもの、缶タイプのもの、固形タイプのものなど、さまざまな青汁が販売されています。
それぞれどんな成分で、どれぐらいの値段なのか詳しく調べてみました。
いろいろな青汁を比較してから、決めたいという人の参考になる情報を紹介します。
DHCが独自の栽培方法や製法を用いて作った青汁が、「DHC乳酸菌と酵素がとれるよくばり青汁」です。
この青汁には下記の食材が配合されています。
・大麦若葉
・長命草
・ゴマ葉
・穀物醗酵エキス
・乳酸菌(フェカリスFK23)
大麦若葉は、一般の青汁でもよく使用されている食材です。
DHCならではの食材というと、長命草ではないでしょうか。
長命草はセリ科の植物で、多くの栄養素を含有しています。
ビタミンB6、ビタミンB2、βカロテン、ビタミンA、マグネシウム、カルシウム、鉄分、食物繊維、ポリフェノールが豊富に含まれています。
特筆すべきは、ポリフェノールの含有量。
100gあたり400mgも超える含有量となっています。(沖縄工業技術センター研究報告書第8号2006年より)
長命草は若干臭みと苦味があるので、あまり配合した青汁は無いのですが、栄養素を考えてDHCの青汁では盛り込んでいます。
こちらはDHCから販売されている錠剤タイプの青汁です。
1日3粒を目安に摂取していきます。
配合されている食材は下記です。
・大麦若葉
・乳酸菌(フェカリスFK23)
・米ぬか抽出物(ポリコサノール85%)
・宇治抹茶
・国産緑茶
粉末タイプの青汁と違って、長命草とゴマ葉は配合されていません。
その代わりに米ぬか抽出物、味付けとして抹茶と緑茶が入っています。
米ぬか抽出物として配合されているポリコサノールですが、悪玉コレステロールの減退、中性脂肪の合成を抑制する作用があると報告されています。
DHC乳酸菌と酵素がとれるよくばり青汁ほど豊富な栄養素があるというわけではありませんが、お腹の調子を整え、中性脂肪を減らすという意味ではダイエット目的の方におすすめの青汁と言えそうです。
こちらは10日分での販売、もしくは10日分×3個セットのいずれかを選択して購入することができます。
体への変化(特に副作用がないか)を確かめてから続けたいという人に、おすすめの青汁です。
こちらも上記紹介した抹茶味と同様に成分は一緒です。
ただし味付の原料が異なり、抹茶、緑茶ではなくバナナパウダーを使用しています。
チュアブルタイプなので、お水でそのまま飲んでしまっても良いですし、ポリポリ噛んで飲んでも問題ありません。
薬のように簡単に摂取できるので、手軽さ重視の人は粉末青汁よりお勧めです。
DHCの青汁は大麦若葉を採取して、鮮度を落とさないような製法を用いています。
生の葉を搾汁し、青汁と搾りかすに分離させます。
その後、熱の負担を極力食材に与えないように殺菌し、粉末状にしていきます。
DHCではそれを「高温瞬間殺菌製法と」呼んでいます。
こちらは1日5粒目安となっています。
5粒摂取しても、わずか10カロリーですからカロリーを心配することなく毎日摂取できます。
お子さんでも気軽におやつ感覚で食べられる味になっているので、親子で健康的な食生活を送りたいという人に特におすすめです。
一般的に青汁というと、粉末状のものを自分で水や牛乳で溶き、飲むというものが多いです。
しかし、この青汁はすでに飲める状態で缶になって販売されています。
商品名の通り、青汁に豆乳をプラスした飲み物です。
配合されている原料は下記になります。
・大麦若葉
・ヨモギエキス
・豆乳
・ひまわり油
その他調整剤として砂糖や食塩、クエン酸ナトリウム、糊料なども配合されています。
一般的な青汁と比較すると、1缶に砂糖が8.8g入っているのが、ちょっと気になるところ。
大麦若葉とヨモギエキスが主原料となっているので、その苦味を打ち消すために砂糖も多く使用されています。
もちろんジュースなどに比べれば少ない砂糖の含有量ですが、他の青汁では砂糖をほぼ使用していないような青汁もあるので、それと比較すると若干栄養素においてマイナスかなという印象です。
DHC青汁+豆乳は、1缶からの購入が可能。
まとめ買いで30缶セットも販売されています。
DHCから販売されている青汁は大麦若葉を主原料としたものが多いですが、こちらの青汁はケールを主原料とした青汁です。
それにプラスしてショ糖、麦芽糖、緑茶末、スピルリナ末が入っています。
また、水溶性食物繊維である難消化性デキストリンも配合し、お腹の調子を整えるのに効果が期待できる成分となっています。
ケール青汁+食物繊維には6.9gの食物繊維が入っています。
この含有量はセロリに換算すると7本分。
あまり野菜が得意ではないという人には、これ1本でかなりの食物繊維の確保できるのでお勧めです。
ただし普段から野菜をたくさん食べる人だと、お腹がゆるくなる可能性もあるので、様子を見ながら摂取したいですね。
DHCから販売されている青汁の中でもお腹の調子を整えたい、便通の改善したいという人向けの青汁といえます。
こちらは1日3袋を目安に10日分の購入、または定期購入のいずれかを選択することができます。
DHCから販売されている青汁で唯一消費者庁から許可された食品(トクホ)の青汁です。
そのためか、値段は他の青汁に比べてかなり高いです。
それでも、安心して青汁を飲みたいという人にはおススメです。
上記紹介したDHCの青汁について、値段を見てみましょう。
DHC乳酸菌と酵素がとれるよくばり青汁2754円(税込)
1杯あたり:約92円
DHC食べるよくばり青汁抹茶味10日分756円(税込)
1日分:約75.6円
DHC食べるよくばり青汁バナナ味10日分756円(税込)
1日分:約75.6円
DHC食べるよくばり青汁抹茶味10日分3個セット2268円(税込)
1日分:約75.6円
DHC食べるよくばり青汁バナナ味10日分2268円(税込)
1日分:約75.6円
青汁+豆乳151円(税込)
1杯あたり:151円
青汁+豆乳30缶3888円(税込)
1杯あたり:129.6円
ケール青汁+食物繊維10日分3024円(税込)
1杯あたり:約302円
ケール青汁+食物繊維10日分定期購入2872円(税込)
1杯あたり:約287円
上記のようになっています。
安いものだと70円台、高いものだと1日分で300円台を超えてしまうようなものもあります。
粉末タイプに限定していうと、1杯100円を切る「DHC乳酸菌と酵素がとれるよくばり青汁」がDHCの中では、一番おすすめといえるのではないでしょうか。
DHCの青汁と他の青汁で、1杯あたりに換算してどれぐらい料金が違うのか見てみましょう。
リッチグリーン:123円
ふるさと青汁:123円
大麦若葉青汁 キトサン:123円
やわたのおいしい青汁:129円
ヘルスマネージ大麦若葉青汁デキストリン:123円
森永製菓のおいしい青汁:182円
青汁三昧:50円
飲みごたえ野菜青汁:92円
神仙桑抹茶ゴールド:97円
乳酸菌が入った青汁:118円
すっきりフルーツ青汁:116円
本搾り青汁プレミアム:116円
フレッシュフルーツ青汁:32円
上記のように1杯にあたり100円を切る青汁は少ないですから、DHCの青汁はリーズナブルな部類に該当すると言えるでしょう。
ただ、安さで考えるとフレッシュフルーツ青汁がダントツです。
1杯あたり32円というのは、他にはない価格設定ですからね。
ちなみにDHCの青汁と同様に、フレッシュフルーツ青汁も大麦若葉が入っています。
大麦若葉が入っていれば良いと考えるなら、フレッシュフルーツ青汁でも良いかもしれません。
尚、フレッシュフルーツ青汁を最安値で購入するには、定期購入した場合のみです。
1回のみの購入ですと1杯あたり145円になるので注意しましょう。
以上、DHCの青汁について詳しく紹介しました。
大手企業から販売されている青汁ですが、意外と料金が安くてびっくりした人も多いのでは。
1杯あたり100円を切る青汁であれば、定期的に購入する青汁として悪くないですね。
ただ、それでも普通の飲み物と比較して考えると、やはりちょっと高いかもしれません。
例えば、普段皆さんが飲んでいるジュースやお茶は、スーパーで安く買えば1杯あたり20円とか30円程度でしょうからね。
それぐらいの基準まで下げたいということでしたら、フレッシュフルーツ青汁も検討する余地がありそうです。
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