「高血圧の人には青汁が良い」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
それは青汁に含まれるカリウムが高血圧症の予防に効果があると立証されているからです。
ただ、高血圧、または低血圧になってしまうのは食生活だけでなく、普段の生活も関係してきます。
正常な血圧を保つには、どのような意識が必要なのか詳しくみていきましょう!
血圧が上がってしまうのは、血液がドロドロになり、動脈硬化が起こっている状態です。
血液の流れが停滞していると、それだけ脳や体全体に血液が不足しがちになるので、心臓から血液を送り込もうという力がいつも以上に働きます。
しかしそうすると、血管に血液の圧力が余計にかかって、動脈が痛むという悪循環が生まれてしまいます。
最悪な場合、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞の可能性も・・・。
すなわち血圧が上がってしまうのは、動脈硬化が起こってしまうことが1番の原因です。
動脈硬化は、不摂生による血液の悪化がきっかけで起こります。
例えば、カロリーが高いものやコレステロールが高いものばかり食べていると、脂質が血液の中に流れ込むので、血液がドロドロになりやすくなります。
また、運動不足の場合も新陳代謝がうまくいかず、血液の流れが悪くなります。
こうした総合的な不摂生が動脈硬化を引き起こし、血圧へと導かれてしまいます。
高血圧を防ぐには特に食生活が重要です。
普段の食事から下記のようなことを意識する必要があります。
上記のような取り組みが必要です。
肉、魚、野菜などをバランスよく摂っていれば、これらは摂取できるものばかりです。
ただし、どうしても日本人の食生活は偏りがちで塩分や糖分が多くなります。
そうすると1日に必要な摂取量が摂れなくなり、高血圧を招く可能性があります。
この中で特に意識して摂取したいのが、カリウム。
カリウムは血圧を調整してくれる重要な成分です。
摂取することで体内の余計な塩分を体外に排出して、血圧を下げる効果があるとされています。
カリウムが不足してしまうと「低カリウム血症」という症状が生まれ、自律神経の乱れや痙攣などを起こす可能性があります。
カリウムはほうれん草、たけのこ、サツマイモ、アボガド、ドリアンなどに多く入っています。
ただ「毎日食べるものか?」と問われたら、「はい」とは言いにくいものばかりなのも事実です。
そんなとき、簡単にカリウムが摂れるのが青汁です。
青汁の主原料となっている大麦若葉には、カリウムが豊富に含まれています。
他にもケールや明日葉などもカリウムの数値が他の野菜に比べて高いです。
青汁を毎日摂取することで、血液中に流れる余分な塩分や水分が減ります。
ということは血液を流れる体積が少なくなりますから、余計な圧がかかることも抑えられます。
人間の体は尿や汗で水分を外に排出する機能がありますが、塩分が多いとそれらを体に溜め込もうとします。
それを阻止するのが、カリウムです。
大麦若葉はなかなか普段の生活で食べられないものですね。
摂取するには、ちょっと苦すぎるのでサラダとしている食べるのに向いていません。
そこで、液体状にしてしまえば摂取しやすくなるだろうとして開発されたのが青汁です。
血圧を下げることを目的として青汁を選ぶなら、カリウムの多いものがお勧めです。
そこでカリウムに注目し、含有量を比較してみました。
養生青汁:99mg
毎日一杯の青汁:113mg
はちみつ青汁:123mg
ファンケル青汁粉末:156mg
豆乳でまろやか毎日1杯の青汁:186mg
健康道場粉末青汁:250mg
いろいろ比較してみると1杯あたりカリウムで最も高そうなものは、サンスターから販売されている「健康道場粉末青汁」です。
他社は200mgを切っているものが多いので、健康道場粉末青汁ならしっかりとカリウムを摂ることができます。
また青汁は塩分も含まれていませんから、血圧を下げる効果が期待できます。
普段の食生活にプラスして青汁でカリウムを補給してみてはいかがでしょうか。
以上、青汁と血圧の因果関係について紹介しました。
簡潔にまとめると「塩分が少なく、カリウムの多い」というのが青汁の魅力です。
血圧を下げるのに理想的な成分になっています。
毎日摂取していれば、次第に血圧も下がっていくことが期待できます。
しかし、動脈硬化が進んでいるとすぐに改善できるわけではないので、予防策として飲んでおくことをお勧めします。
あくまでも健康補助食品としての扱いなので、高血圧症を治したいなどの場合は医師の診察を受けましょう。
/公開日:2018年1月5日