最近は「プチ断食」という言葉がちょっとしたブームになっています。
「何日も食事を摂らない本格的な断食より続けやすい」という声があり、ダイエットをしている人などを中心に人気があります。
プチ断食を行うことで、身体にどのような作用があるのでしょうか。
専門家の見解なども含めて詳しく紹介しましょう!
プチ断食は一定期間食事を一切口にしないことを指します。
ただ本格的な断食とは違って、数日間、食事を口にしないのではなく、長くて1日、短い場合は1食分だけ抜くといった方法です。
何故、ご飯を食べる回数を減らすのか。
それは体内を浄化させ、綺麗にする時間が必要という考えから断食が良いとされています。
皆さんは石原結實さんという方をご存知でしょうか?
有名なお医者さんで、健康法の啓蒙活動をしている人です。
書籍も300冊以上出していて、講演会も開くなどちょっとした有名人にもなっています。
この方も断食のような健康法を推奨しています。
書籍の中で、「1日1回お腹をすかせば病気が治る」という本を出版しています。
そこに書かれている内容はまさに、プチ断食と同じような事。
などと断食を推奨するようなコメントが並んでいます。
実際、断食を行うと空腹によって血流がよくなり、自発的に体温を上げるメカニズムが生まれるそうです。
食べ物が体になくても、自発的に生命を維持しようという免疫力がアップすると伝えています。
「現代人は食べ過ぎ」とも伝えているので、仮に1食、あるいは1日抜いたぐらいでは、体に悪影響を及ぼすことはないと考えられます。
この本を全面的に推奨するわけではないのですが、実際にレビューを見ても低評価が全くなく、8割以上の人が満点評価になっています。
医者の目から見ても断食というのは、健康への良い効果が期待できると言えます。
断食をすることで体が浄化されたり、免疫力が強くなるという側面がある一方、栄養を吸収することができなくなるので、体力が減ったり、各機能が低下してしまうことも考えられます。
ということは消化の早い栄養素の高い物を摂取すれば、体も浄化され、身体に良いということになります。
そこでおすすめなのが、青汁を使ったプチ断食。
青汁は身体に滞留しやすい炭水化物は含まれておらず、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど消化の早い成分が詰まっています。
これであれば毎日摂取しても石原結實さんの言うところの新生物(病気を引き起こす細菌など)は、生まれにくいです。
書籍の中でも、ご飯の量を減らすことを推奨していますが、「ビタミンやミネラルを補うことは忘れないようにしてほしい」とも記載されています。
そういった意味では、青汁がまさにうってつけの存在。
青汁なら糖尿病や肥満の原因となる糖質や脂肪分もほとんどゼロに近いですし、気にせず飲用することができます。
青汁を使ったプチ断食におすすめなのは、朝食を摂らず、青汁に切り替えることです。
これは現代人に合わせたベストな方法といえます。
よく「朝食をとらないと頭が目覚めない」、「朝ごはんを食べないと1日の活動に支障をきたす」といった意見もあります。
確かにそういった側面もないわけではないですが、それは昔の生活習慣からの言い伝えが今も残っていると考えられます。
現代人は夕方5時や6時に夕ご飯を食べるという人は少ないです。
夜の8時、9時に夕食をようやく摂るということも珍しくありません。
そうなると夜12時に就寝したとして、寝るまでの間が3時間程度しかありません。
その短い間に消化、吸収が全て終わるはずもなく、朝まで消化しきれていない食べ物が胃腸に残っていることになります。
朝ごはんをわざわざ食べなくても、活動時に消化するものが体に残っていることになります。
そんな状況で新たに朝食を摂る必要はなく、必要最低限の栄養素だけ取れば良いという意見もあります。
そこで、青汁の登場。
まず、朝は寝ている間に水分が蒸発されていますから、水分を補給することが必要です。
そして青汁は消化吸収のよい食物繊維などが中心ですから、前日の残った消化物のかさ増しになるわけではないです。
朝、身体に摂り入れるのに青汁はちょうど良い存在といえます。
以上、青汁を使ったプチ断食について紹介しました。
たくさん食べ過ぎてしまう現代人には、一番理想的な健康法かもしれません。
「食べる事は好きだけど極端な制限はかけたくない」、「夜遅い時間に食べる食生活になっている」という人には、青汁を使ったプチ断食は特におすすめです。
青汁を使って、体を休ませる時間を作ってみてはいかがでしょうか。
/公開日:2018年1月26日