「青汁を飲みたいけど授乳中だし、子供への悪影響があったら・・・」と、考えているママもいるのではないでしょうか。
青汁は基本的に生葉を搾汁した飲み物ですから、野菜を飲んでいるようなものです。
ですので健康被害をもたらすようなものは入っていません。
ただ、各食品会社でそれぞれ独自の製法や食材を使用して作っているため、100%安全とは言い切れない部分もあります。
実際、注意書きをしていたり、授乳中は飲用を控えるように記載されている青汁もありますからね。
そこで、青汁の安全性と赤ちゃんへの影響について詳しく紹介していきます!
まず青汁の本来の目的ですが、日頃の栄養バランスを考えて十分な栄養価を補給するために作られた飲み物です。
ですから、毎日飲めばむしろ体に良い作用を与えてくれるものです。
ただ、母親の体を通じてまだ体の機能がしっかりと備わっていない赤ちゃんに伝ってしまった場合、どうなのかというところが気になりますよね。
各食品会社でも考え方が異なるため、説明書きには色々な伝え方があります。
何も書いていないものもありますが、逆に「医師に相談してからの飲用をお勧めします。」、「妊娠、授乳中の方および乳幼児のご使用はお控えください」とハッキリ書いてあるものもあります。
ちなみに授乳中は控えた方が良いと書いてあったのは、下記の青汁です。
代表的なものは上記になりますが、他にも妊婦や授乳中の方が控えた方が良いと記載されている青汁がある可能性がありますので、購入の際は良く確かめてみてください。
青汁の中には、野菜だけでなく蜂蜜を含有しているものもあります。
授乳中に青汁をお母さんが摂取すると、まだ腸内環境が未発達で、抗菌作用があまりない赤ちゃんが蜂蜜を摂取してしまい、ボツリヌス菌というものが増殖する可能性があるといわれています。
赤ちゃんが摂取することで、呼吸困難や便秘などを引き起こし、最悪死亡してしまうケースも・・・。
致死率は1%から3%と非常に少ない割合ではありますが、「乳児ボツリヌス症」という言葉もあるぐらい、赤ちゃんにとっては好ましくない食材です。
青汁を購入する際の判断基準として、蜂蜜の有無は必ず確かめるようにしましょう。
ちなみに蜂蜜を摂っても良いとされるのは、1歳以上です。
「離乳食として蜂蜜は入れないようにしましょう」と記載があるほど、赤ちゃんには危険な食べ物となっています。
またもうひとつの影響として考えられるのが、青汁に含まれている成分が薬と結合することで、副作用を生み出すのでは、という考え方です。
青汁には様々な栄養素がありますが、医薬品との兼ね合いで下記のような副作用の可能性があります。
ビタミンB6:フェニトインとの併用で薬効の減退
葉酸:葉酸代謝拮抗薬との併用で薬効の減退
葉酸:フルオロウラシルカ、ペシタビンとの併用で薬効の増強
ビタミンK:ワルファリンとの併用で薬効の減退
ビタミンC:アセタゾラミドとの併用で腎機能や尿管結石の恐れ
ビタミンD:ジギタリス製剤との併用で薬効の増強
全てに共通するのは、何か特定の薬を使っている時の副作用です。
いわゆる普通の風邪薬や胃薬などに入っている成分ではないので、そこまで気にする必要はありませんが、一部の薬には影響があるとされています。
こういった薬を使っているママもゼロではないので、注意書きとして控えた方が良いと書いている食品会社もあると考えられます。
授乳中のママでも安心して飲める青汁を探したいなら、ママ向けに販売されている青汁を選択してみてはいかがでしょうか。
下記の青汁は妊娠中や授乳中の方を想定した青汁になっています。
これならママ自身、そして赤ちゃんへの悪影響を気にせず飲むことができるでしょう。
また、それ以外ではトクホの青汁もおすすめです。
トクホとは特定保健用食品の略称で、国から検査を受けて効果や安全性が保証されている食品です。
いわば専門家のお墨付きをもらっている青汁なので、安心感が1段階アップします。
トクホの認定を受けている青汁で有名なのは、「ヘルスマネージ大麦若葉デキストリン」です。
大麦若葉が入った青汁で鉄分や葉酸など授乳中の方に特に摂取したい成分が多く含まれています。
こういったものを選択して飲用してみてはいかがでしょうか。
以上、授乳中の方でも飲める青汁、そして授乳中の方は控えた方が良い青汁などを紹介しました。
授乳中は普段より栄養を摂るべきなので、青汁などで栄養を摂る習慣を身につけておいた方がいいのは明らかです。
ただし、赤ちゃんのためには控えた方が良いもの(蜂蜜)もありますので、注意しましょう。
また普段から薬を飲まれている方は、「授乳中の方でも問題ない」というような記載がある青汁でも、一度医師などに相談した方が良いでしょう。
授乳中に摂取できる青汁でオススメなのは、
です。
よかったらレビューなど参考に見てみてください。
/公開日:2018年1月25日