青汁の中に抹茶が配合されているものも最近は増えています。
味ももちろんそうですが、栄養素の面から見ても非常にメリットが大きいです。
青汁に抹茶が入ると、どんな部分でプラスに作用するのか詳しく調べてみました!
なんといってもメリットは、飲みやすさが数倍アップすること。
青汁はもともと苦味のある野菜がたくさん詰まった飲み物ですから、どうしてもその原料のみになると飲みにくいです。
「苦くて毎日飲むのはちょっと嫌・・・」と思い、止めてしまう人もいます。
しかし、抹茶が入ることでテイストがガラリと変わります。
抹茶には若干甘味成分も含まれているので甘さがアップします。
そして飲む際はできれば水ではなく、牛乳に混ぜてみましょう。
そうすることで抹茶ラテのような優しい味わいに様変わりします。
「体に良い青汁を飲みたいけど、野菜はそんなに得意じゃないんだよな・・・」という人は、抹茶入りの青汁を選んでみましょう。
青汁の成分だけでも十分食物繊維が多いのですが、抹茶自体にも食物繊維が含まれています。
これにより、より一段と整腸作用が期待できます。
食物繊維が多いと、胃や腸が波を打つような動きが出てきます。
これを蠕動運動と呼びます。
蠕動運動を行えば、消化した食べ物が十二支腸へと送られて便として排出されます。
何か物が詰まっている時って、揺すって中身を取り出したりしますよね。
それと同じように、胃や腸を揺ることで便が排出しやすくなります。
特に青汁の場合、水溶性食物繊維が多いですから、糖質を吸収して外に排出してくれるため、血糖値が下がりやすく、コレステロールも下がりやすいというメリットもあります。
「便秘気味でお腹の調子がイマイチ・・・」
「お腹をすっきりしたい!」
こういったお悩みを抱えている方は、抹茶がプラスアルファとして入っている青汁を選びましょう。
血糖値が下がって、コレステロールも下がるというお話をしたので、ダイエットに対する作用も紹介しましょう。
抹茶に含まれる食物繊維もダイエットに対して有効ですが、それ以外にサポニンと呼ばれる成分が入っているのもダイエットする上で好都合です。
サポニンは血液中に含まれる脂質の生成を抑制する働きがあります。
簡単に言うと、血液がドロドロになるのを防いでくれる成分。
中性脂肪が高くなると、血液中の善玉コレステロールが減少してしまい、悪玉コレステロールが優位になります。
それ防ぐにはサポニンで血液を浄化し、血流を良くすることで免疫作用の向上や代謝を良くしてくれる作用が生まれます。
代謝が良くなれば当然体重の増減にも関わってくるので、ダイエットに良いという結論に結びつきます。
ちなみに、サポニンは糖の排出を行っているインスリンと同じような働きがあります。
サポニンもインスリンと一緒になって、糖が身体に溜まるのを防いでくれれば、血糖値がおのずと下がりますし、糖尿病などになってしまうリスクも軽減できます。
抹茶にはビタミン類も豊富に含まれています。
特にビタミンC、ビタミンA、ビタミンEの含有が高いです。
これらは肌を形成するときに欠かせない抗酸化作用を兼ね備えています。
特にビタミンCはメラニンの酸化を防いでくれるので、肌がくすんだり、シワになってしまうのを防ぐ役割があります。
ビタミンCは化粧水などにも配合されていて表面からも塗布することがありますね。
酸化を防ぐだけでなく、コラーゲンの生成に役立つので肌に潤いを保ち、いつまでも若々しい状態をキープするにはビタミンCは必須です。
青汁に含まれているケールや大麦若葉などにもビタミンCは入っていますが、それだけでは1日分のビタミンCには足りないので、抹茶が入っていればさらに肌にとって良いことです。
抹茶にはポリフェノールが含有されています。
摂取することで抗酸化作用が期待できます。
酸化は空気に触れることで次第に劣化してしまう症状です。
例えば、果物を部屋においておくと段々としなびてきたり、色がくすんできますよね。
それは食べ物だけでなく人間でも起こることです。
活性酸素と呼ばれるものが体内に増えてしまうと劣化します。
活性酸素は肌の劣化だけでなく、抜け毛やガン細胞の発症など身体全体を蝕む悪い物質。
これを阻止する役割が抹茶にはあります。
もちろん抹茶だけで完全に防御できるというわけではないですけど、ポリフェノールはそういった作用があるので摂取しておいて損はありません。
抹茶にはカフェインも含有しています。
カフェインはコーヒーなどに入っていることでもおなじみですね。
カフェインはちょっとした覚醒作用がありますから。リラックスできたり、脳を刺激するのに役立ちます。
程よい摂取量であれば、むしろ脳が冴えて眠気覚ましにつながります。
なお、眠気覚ましの作用を強く感じたいなら、抹茶にプラスして緑茶も入っている青汁がおすすめです。
緑茶にもカフェインが含有されています。
抹茶と緑茶が入った青汁を飲んで受験勉強や残業に臨むなんていうのもありですね。
眠気覚ましと関連したことで言うと、抹茶には集中力アップの作用も期待できます。
それはテアニンと呼ばれる成分が入っているからです。
お茶類に入っていますが、特にその中でも抹茶はテアニンが多いです。
番茶の12倍も含まれていると言われるほど。
テアニンを摂取して30分ほど経つと、α波が落ち着くと言われています。
「200mgの摂取で不安傾向の高い人でもリラックス効果が得られた」という臨床結果の発表もあるぐらいです。
よく、集中力をアップするためにプロ野球選手がガムを噛んでいるなんてケースを見たことがあるのではないでしょうか。
そういったガムにもこのテアニンが豊富に含まれています。
何かに集中したいときは、抹茶入りの青汁を飲んで気合いを入れましょう!
こちらの青汁は、大麦若葉の他に抹茶と緑茶を搾汁して入れてあります。
抹茶と緑茶が入っているのでかなり野菜臭さが解消され、普通のお茶のような感覚で飲むことができます。
途中で紹介しましたが、抹茶と緑茶は両方ともカテキンやテアニン、カフェインなどが入っていますので、眠気覚ましや集中力アップなどを期待する方には特におすすめの青汁です。
脳の覚醒作用があるので学生の方、疲労感が残っている方、頭をスッキリさせたい方は、こちらの青汁を選んでみてはいかがでしょう。
この青汁は大麦若葉に加え、明日葉も入っています。
もちろん抹茶も入っています。
極の青汁ならではの成分で言うと、「ガラクトマンナン」と呼ばれる食物繊維が豊富に入っています。
こちらは水溶性食物繊維のひとつで、糖を体外に排出してくれる働きが期待できます。
そして青汁自体も1杯10カロリーと非常に低カロリーです。
糖質や脂質が気になる方、コレステロールが気になる方はこちらの青汁を選んでみてはいかがでしょう。
やわたのおいしい青汁は、抹茶以外に乳酸菌が入った青汁です。
普通に野菜を搾汁しただけでは乳酸菌は配合されないのですが、開発担当者が栄養バランス全体を追求した結果、原料以外からも乳酸菌を入れようという考えになり、配合されることになりました。
乳酸菌を摂取することで免疫機能の向上が見込めます。
特に良いのが腸内環境が整うこと。
乳酸菌が腸内に増えることで善玉菌の量が増え、お通じがよくなったり、便秘解消などの作用をもたらすことが期待できます。
ブランド力もあり、人気の青汁です。
飲みごたえ野菜青汁は青汁の中でもかなり原料が多いです。
野菜だけでなくイモ類、きのこ類、魚介類、海藻類種実類、豆類など豊富に含まれています。
もはや青汁なのかなんなのか分からない感じ(笑)
そして抹茶も配合されています。
抹茶以外にきな粉や黒糖、米粉も入っていて非常にバラエティに富んだ原料になっています。
また、植物性ナノ乳酸菌も入っています。
こちらの青汁は10袋のお試しセットも用意されているため、とりあえず味を確かめてから継続するか考えたいという人におすすめの青汁です。
商品名に「抹茶」と入っているぐらい抹茶推しの青汁です。
また原料もベーシックな大麦若葉やケール、明日葉ではなく、桑の葉を採用しています。
野菜を使用していないため、生臭さはなく、抹茶の濃い飲み物といった印象です。
栄養素で言うと他の成分に若干劣る気がしますが、飲みやすさで言ったら1、2を争うぐらい上品な後味になっています。
大麦若葉や明日葉にはあまり含有されていないカルシウム、鉄分、亜鉛が豊富なので桑の葉ならではのメリットもあります。
こちらの青汁は抹茶のほかに、ほうじ茶エキスも入った風味が非常に良い青汁です。
太田胃散の桑の葉は国産にこだわっていて、殺虫殺菌なども行っていませんから、とても安心感のある青汁です。
とても風味がよく、クセがないので牛乳や豆乳との相性も良いですし、ケーキなどに混ぜても美味しく食べれると評価の高い青汁です。
どうしても水や牛乳で割って飲む際、青汁の生臭さが勝ってしまうものが多いですが、これは非常に味わいがよく、飲みやすさを重視したい人にはおすすめの青汁です。
以上、抹茶が入った青汁について紹介しました。
抹茶が入ると飲みやすさがアップすることはイメージがつきましたが、それ以外にも色々なメリットがあることに驚かされますね。
デメリットとなる部分はないので、抹茶が入った青汁を選んでみてはいかがでしょうか。
抹茶が入ることで、青汁のイメージを一新してくれます。
公開日: