サプリタイプの青汁と粉末タイプの青汁、毎日継続する場合、どっちの方が良いのかと気になる方もいると思います。
そこで、それぞれの違いや成分の違いについて徹底検証しました!
具体的に体に与える作用の違いまではハッキリ分かりませんが、1つのデータとして参考になるのではないでしょうか。
どちらが良いか悩んでいる人はぜひ見比べてみてください!
青汁は9割がた粉末タイプの青汁ですが、一部の商品はサプリタイプのものもあります。
例えば有名な極の青汁、やわたのおいしい青汁、青汁三昧、リッチグリーンなどはすべて粉末タイプ。
一方、サプリメントタイプとしてはステラの贅沢青汁が有名です。
一番分かりやすい違いでいうと、やはり手軽さでしょう。
サプリタイプなら場所を問わず摂取できますから、会社や学校に持って行くのも簡単で良いですね。
一方、粉末タイプは水や牛乳に入れてかき混ぜてから飲まなければいけないので若干手間に感じる人もいます。
そして、もう一つは味。
やはり青汁は独特の苦味や後味が残りますから、それが苦手という方も多いです。
そういった方が粉末タイプを選び、毎日飲むのは辛いですね。
「健康的なものを摂取したいけど青汁独特の風味が苦手だな」という人はサプリタイプを摂取しましょう。
それ以外の違いで言うと、満腹感。
やはり錠剤タイプより液体で飲む青汁のほうがお腹にたまる感覚は得られるはずです。
ただ、例えばグルコマンナンなどお腹にたまるような成分が入っているわけではないので、あくまでもちょっとした差です。
手軽さではサプリタイプですが、喉の渇きを癒したり、お腹にたまる感覚をちょっとでも得たいと考えるなら、粉末タイプが良いでしょう。
次に粉末タイプとサプリタイプの栄養価の違いについて見ていきましょう。
正直、「粉末タイプだから」とか、「サプリタイプだからこちらの方が栄養素が上!」などと言いきれない部分もあるので比較も難しいです(苦笑)。
やはり、各社製品によって栄養素も若干違いますからね。
ただ目安として、どんな違いがあるのか分かった方が良いと思うので検証してみました。
まず、粉末タイプの青汁。
色々な青汁がありますが、今回は有名な青汁三昧をピックアップしてみました。
1杯(1包3g)あたりに含まれる成分は下記の通りです。
カルシウム:5.02mg
カリウム:38.61mg
マグネシウム:1.59mg
ビタミンB2:0.40mg
ビタミンB6:0.47mg
ビタミンC:35.97mg
一方、サプリタイプは1回分という明確な数が決まっていないので、ちょっと比較が難しいです。
ステラの贅沢青汁の場合は1日3粒から9粒が目安となっているので、1回につき3粒取ることを想定して計上してみました。
1回(3粒)あたりに含まれる成分は下記の通りです。
カルシウム:13mg
カリウム:17mg
マグネシウム:3.56mg
ビタミンB2:0.048mg
ビタミンB6:0.025mg
ビタミンC:0.40mg
他にも成分は含まれていますが、主要成分で比較するとこのような形です。
粒と飲料なので若干比較に無理がありますが、1日あたりの成分で比較すると、ほとんどの成分で粉末タイプの青汁のほうが上回っています。
ただ、中にはカルシウムやマグネシウムなどが下回っているものもあるので、一概には言えません。
サプリメントを毎日9粒以上飲むなどのケースでない限り、栄養素は粉末タイプの青汁のほうが多くなる可能性が高いです。
上記栄養素を比較した結果、多少の差はあるものの大きく違いがあるわけではありません。
実際は青汁以外の普段の食事によって、摂取できる栄養素も変わってきますから、青汁の形態だけで体への作用が変わるということは考えにくいです。
そうなると、大事なのはいかに青汁を毎日摂取できるか。
どうしても時間がないという方や味が苦手という方でしたら、サプリメントタイプがお勧めです。
家で青汁を飲める時間が十分確保できるなら、粉末タイプで問題ないでしょう。
味に関しては最近、抹茶や緑茶などのエキスを入れて飲みやすくしているものもあるので、そこまで飲んで不味いと感じるものは少ないです。
値段でいうと、圧倒的にサプリメントタイプより粉末タイプの方が安いです。
安いものだと、1杯あたり50円から70円程度のものがありますからね。
ステラの贅沢青汁は1袋90粒入りです。
1日に推奨される最も少ない3粒で想定しても、1日あたり100円超えてしまいます。
経済的負担も考慮して検討したいですね。
以上、サプリタイプと粉末タイプの青汁を比較してみました。
栄養価では粉末タイプの青汁に分があるものの、そこまで大きな違いはありませんでした。
あとは自分が毎日飲むことを想定して、どちらなら続きそうなのか検討することが大切です。
/公開日:2017年12月31日