伊藤園から数多くの青汁が販売されています。
通販だけでなく、コンビニで買える紙パックの青汁もあります。
商品によって配合されている原料が異なりますので、そのあたり理解して買うと、より美味しく飲めるはずです。
具体的にどんな違いがあるのか、詳しくみていきましょう!
コンビニやドラッグストアなどで気軽に購入できる伊藤園の青汁は、主に下記の青汁ではないでしょうか。
・豆乳でまろやか毎日1杯の青汁飲料タイプ
・緑茶ですっきり毎日1杯の青汁飲料タイプ
2012年から販売されているので、コンビニなどで見かけたことがある商品かもしれません。
ちなみに豆乳の方の青汁は「黒糖入り」、緑茶の方の青汁は「無糖」となっています。
黒糖入りの方が甘みがあって、飲みやすいのが特徴。
2017年にちょっとしたリニューアルをし、有糖タイプの方はビタミンDがさらに増強されました。
一方、無糖タイプの方は粉っぽさが若干あったので、その辺りの舌ざわりや後味を改良されました。
ともに値段は定価で100円。
ドラックストアなどの場合はセールで、もう少し安くなっている可能性があります。
青汁は1杯で100円前後のものが多いので、一般的な青汁の値段と言えそうです。
2つの青汁の主成分となっているのは大麦若葉、ケール、緑茶です。
これらの野菜には食物繊維、亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています。
脂質が全くなくて、食物繊維が豊富です。
そのためダイエット目的の方、お通じの改善を目的とされている方、血液をサラサラにしたい方などに、特に人気があります。
2つの青汁を比較すると、1つ原料に違いがあります。
豆乳でまろやか毎日1杯の青汁の方には、上記紹介した野菜に加えて、ブロッコリーも入っています。
ブロッコリーといえば、ビタミンCとβカロテンを豊富に含んでいる野菜。
あまりイメージがないかもしれませんが、実はレモンよりビタミンCの含有量は豊富です。
100g当たり54mgのビタミンCが含有されています。(ちなみにレモンは50mg)
そして、ベータカロテンは100gあたり770μg。
これだけではちょっとイメージがつきにくいかもしれませんが、普段食べるような野菜(トマト540μg、ピーマン400μg、レタス240μg、なす100μg)と比べると、その高さがよくわかります。
このように、より多くの栄養素を吸収したいと考えるなら豆乳タイプの青汁がおすすめです。
栄養素では豆乳タイプが上回っているとお伝えしましたが、豆乳タイプは糖類の量が多いという難点もあります。
砂糖と黒糖蜜が含有されていて、糖質は8.9g、エネルギーは49カロリーです。
一方、緑茶タイプの方法は糖質わずか1.0g、エネルギーも22カロリーです。
摂取カロリーが大きく違いますので「体脂肪を減らしたい」、「糖質をカットしたい」と考えている人には、むしろこちらの方がお勧めです。
ちなみにどちらの青汁も脂質はゼロですから、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールが高い人にもおすすめです。
ビタミンEも豊富ですから、元から体内にあった脂質も酸化させずに凝固してしまうのを防ぎます。
脂質が多いとコレステロールが増加し、血管が固まったり、ドロドロした状態になってしまいます。
代謝が悪くなって太る可能性もありますし、動脈硬化などの危険な病気になる可能性もあるので注意が必要です。
そういった健康面を意識している人にも緑茶タイプがお勧めです。
豆乳でまろやか毎日1杯の青汁がおいしいと思った場合、「毎日飲めるように箱(粉末タイプ)のほうを買おう!」という方もいるかもしれません。
しかし、粉末タイプの方は入っている成分が若干異なります。
同じ豆乳タイプでも豆乳にプラスして、蜂蜜が入っています。
蜂蜜といえば赤ちゃんにとって危険な食べ物。
赤ちゃんは蜂蜜を摂取すると、「乳児ボツリヌス症」という病気にかかってしまう可能性があります。
まだ免疫力や消化機能が発達していない状態で摂取すると、腸管内で菌が繁殖するという病気です。
ママだけが摂取するということであればそれほどリスクもないのですが、赤ちゃんが間違って飲んでしまった場合、症状を引き起こす可能性もあるので、できれば避けた方が良いでしょう。
ただ赤ちゃんがいない環境の方でしたら、箱(粉末タイプで)も全く問題ありません。
むしろ、粉末タイプの方はパックには入っていないほうれん草も入っていますので、さらに栄養素も豊富です。
以上、伊藤園から販売されている紙パックの青汁について紹介しました。
2種類の青汁がありますが、どちらも値段は変わらないので、とりあえず両方試してみて、自分に合う方を継続してみてはいかがでしょうか。
/公開日:2018年1月27日