最近は「糖質カット!」と記載されたジュースや食べ物などを良く目にします。
このような表記があると、単純に「甘い成分がないから太らなそう」という感じがしますね。
ただ糖質は何も甘いものだけでなく、普段の食事でも含まれています。
例えば、牛乳にも乳糖と呼ばれる糖質に該当する成分は入っていますからね。
そこで糖質をうまくカットしてダイエットにつなげる効果的な方法を紹介していきます!
そもそも「なぜ人間は太ってしまうのか」というところから、ちょっと考えてみましょう。
太る人は体脂肪が体内に蓄積されている人です。
体脂肪が多いのは、消化しきれない糖が体内に残ってしまったため。
なぜ糖が消化しきれなかったかというと、血液を流れるブドウ糖の量が多すぎて、インスリンが処理しきれなかったからです。
よく、ご飯を食べると血糖値が上昇すると言われますよね。
血糖値が高いというのは、つまり血液中の流れる糖の量が多いということ。
糖の処理班であるインスリンが出動してくれますが、それでも完璧に処理しきれずに終わることがあります。
その結果、処理しきれなかった糖が体にたまって太るというわけです。
例えば、一度にたくさんの流しそうめんを流されてしまうと、全部すくえないですよね。
すくえずに下にたまってしまったそうめんが、糖のようなものです。
ということは、流すそうめんの量を少なくすれば、すくえずに逃してしまうそうめん(糖)が少なくなるというわけです。
糖質をカットしたいなら、お菓子などの甘いものをやめるのが第一です。
ただ厄介なのは、それだけで完全に糖質カットできるわけではないということです。
例えば料理でチーズや牛乳、クリームなどを使うこともありますよね。
それらも乳糖が含まれていますので、これも糖質の一部。
つまり、これらも太る原因物質です。
糖質というカテゴリーの中には砂糖だけでなく、乳糖、ショ糖、オリゴ糖、でんぷんなど様々な糖があります。
もちろん人間が活動するためのエネルギーなので、ゼロにする必要はありません。
ただ、普通の食生活を送っているとついつい増えがちなので、自分で意識して食生活を改善していかないと、増えてしまうものでもあります。
血糖値が上昇してしまうのは、特に炭水化物の影響が大きいです。
主食となるご飯や麺のことですね。
これらを出来るだけ量を減らし、野菜を増やすことができれば、血糖値の上昇を抑制できます。
レストランなどで最初に必ず前菜が出てくるのは、「最初は軽いおかずを出しておこう」などと考えているわけではなく、この血糖値の部分も考慮してと思われます。
単純においしい食事を提供するだけでなく、健康面や身体のメカニズムも意識した順番になっています。
これは普段の食事でも取り入れるべきことです。
「野菜を食べてから、メインを食べる」という流れは必要不可欠です。
そして野菜を簡単に摂れるのが青汁です。
青汁を飲むことで、「血糖値上昇の抑制」、「ブドウ糖の蓄積抑制」という2つの効果が期待できます。
青汁を摂取する場合は食後ではなく、必ず食前に飲むのが望ましいです。
「青汁を飲むと痩せる」という事ではなく、「青汁を飲んで血糖値を上昇させない」という考え方が正しいです。
血糖値の上昇を抑制するため青汁を摂取しても、やはり糖質そのものが多かったらなかなか痩せません。
できれば1日の中で1食くらいは青汁に置き換えて、食生活を送った方が良いです。
「1食分減らしてしまったら体に悪いのでは?」と思われる人もいますが、実際ちょっと肥満気味の人は、1日の目安となる摂取カロリー、及び糖質を超えているケースが大半です。
太っている人は基礎代謝と運動による消費カロリーが追いつかず、肥満になってしまいます。
男性の場合は2200から2400カロリー、女性の場合は1800カロリーから2000カロリー程度摂取するのが良いとされています。
1食抜いたところで、この目安となるカロリーから大幅に減ってしまうことはまずないでしょう。
総カロリーを減らせば、摂取される糖質も減りますから、摂取カロリーがどのくらいになっているのか知ることはとても大切です。
どこで1食抜くかは個人の判断ですが、一番効果が得やすいのは夜です。
例えば、レストランのメニューなどを見ても1000カロリー前後、糖質で言うとのものが多いのではないでしょうか。
その部分を青汁だけに切り替えたら、100分の1程度のカロリーオフに成功します。
もしいきなり夜の置き換えが無理そうなら、まずは朝に置き換え、次に昼に置き換え、そして夜に置き換えと切り替えてみてはいかがでしょうか。
いかがだったでしょうか。
青汁で糖質がカットされ、血糖値が上昇抑制されることがお分かりいただけたかと思います。
青汁のメリットを要約すると、下記のようなものが挙げられます。
ぜひ食事前、あるいは置き換えとして活用してみましょう。
/公開日:2018年1月24日