ファスティングとは、「プチ断食」のことを指します。
プチ断食はだいたい1食抜くか、あるいは1日抜くかというのが一般的です。
ただ、完全に食べないだけだと脱水症状などを起こすリスクもあり危険です。
食事を摂らない代わりに青汁を摂るのがお勧めです。
必要最低限の栄養補給(食物繊維やビタミン、ミネラルなど)を摂取することができます。
具体的なファスティングのシミュレーションを行い、どれくらいカロリーを減らすことができるのか見ていきましょう!
まずは朝食を抜いたファスティングについてみていきましょう。
和食の場合と、洋食の場合の平均カロリーを紹介します。
合計470カロリー
とてもあっさりした朝ご飯だとしても、これぐらいはいってしまうでしょう。
人によっては、さらにおかずを加えて500、600カロリーとなってしまう可能性も高いです。
合計460カロリー
洋食でもそれほど和食のカロリーと変わりません。
これはかなり低く見積もったカロリーなので、実際は500カロリーぐらいは、いってしまうものとして考えた方が良いです。
これを青汁に切り替えるだけでも大幅にカロリーカットすることができます。
青汁はほとんどのものが1杯20カロリーから40カロリー程度。
1杯飲むだけにすれば、10分の1以上カロリーオフで過ごすことができます。
ちなみに400から、500カロリー減ったからといって「1ヶ月で何キロ減る」というような具体的な数字を出すのは不可能です。
人によって運動量も違いますし、基礎代謝も違います。
また、食事も違うので数値を出すのは残念ながら難しいです。
ただ1日に400カロリーを消費するのは大変な運動量です。
日常生活でこれだけの運動をするのはちょっと難しいという人も多いはずです。
それなら朝食を抜いて、青汁に切り替えるだけでも大幅な摂取カロリーカットにつながります。
最も摂取カロリーが多くなるのは夕食です。
成人男性だと夕食は800カロリーから1200カロリー程度、成人女性でも600カロリーから100カロリー程度摂る人が多いです。
本来なら消化活動の時間を考慮すると、夕食が最も少ないぐらいが良いのですが、なかなかそういう人も少ないです。
健康に関する調査を発表している国立保健医療課学院の資料には、1キロ減らすには7000カロリー消費する必要があると記載されています。
つまり、1週間毎日夕食を抜いていけば、1週間後に7000カロリーほど減らすことが可能になってきます。
非常に大雑把な数値ではありますが、1週間で1キロ減らすということを1つの目安に、青汁を使ってダイエットをしてみるのも良いかもしれません。
尚、夕食のファスティングは単純にカロリーを減らすだけでなく、消化時間を延ばせるというメリットもあります。
普段の食事で最も胃や腸に食べ物が溜まりやすいのは、お米や麺などの炭水化物、そして肉や卵などのたんぱく質です。
胃内に滞留する時間は、炭水化物が4時間ほど、タンパク質が6時間程度と言われています。
お昼に食べてから夕食に青汁を飲んで、寝るまで10時間以上空けば、消化する時間を充分確保することができます。
そして1日丸々青汁のみで過ごすというファスティング方法。
成人で1日2000から2500カロリー程度摂取しているといわれています。
仮に1日2、3杯の青汁に切り替えたら、わずか100カロリーにも満たない数値。(青汁によっては1日1、2杯までとしている青汁もありますので注意してください。)
医師の中には「ご飯を摂らない日を作ることで胃を休ませたり、体内を浄化する作用を期待できる」という声もあるので、必ずしも悪いことだけでは無いはずです。
いわば体のお掃除をする時間を与えるようなもの。
もし普段あまりにもカロリーを摂取しすぎな人は、これぐらいの荒療治的な方法も実行してみてはいかがでしょうか。
ただ自己流で行うと、めまいや動悸などを催す人もいるので無理のない程度に実行しましょう。
以上、青汁でファスティングして、どれぐらいカロリーカットできるか検証してみました。
まずは無理のないように朝の置き換えでファスティングを実行してみてはいかがでしょうか。
あまりにも効果がないなら夕食、そしてもうちょっと目に見えた効果が欲しいというときは、1日のファスティングにチャレンジしてみてください。
/公開日:2018年1月27日