ここでは青汁を使ったダイエット方法を紹介していきます。
青汁を毎日飲んでいる人でも体重が減りやすい人と、減りにくい人がいます。
それは体のメカニズムをうまく利用していないためです。
具体的にどういった方法でダイエットすれば効果が出やすいのか見ていきましょう!
まずお勧めしたい方法は「炭水化物前ダイエット」です。
この方法は炭水化物を摂るときに青汁を食前に飲むこと。
人間の体は血糖値が急激に上昇してしまった時に太りやすくなります。
炭水化物は血糖値を急激に上昇させます。
血糖値の量が増えたときは、その分インスリンの分泌も増えるのですが、糖の消化に間に合わなくなってしまいます。
その消化しきれなかった糖が脂肪に変わってしまい、太るという流れです。
ということは血糖値が急激に上がってしまわないような対策が必要になるわけです。
そこで有効なのが青汁です。
青汁に含まれるビタミンやミネラル、食物繊維は急激な血糖値の上昇を抑えてくれます。
炭水化物より先に摂ってしまえば、血糖値が急激に伸びることはないです。
炭水化物をいきなり摂ることは、準備運動をしないで運動してしまうようなもの。
必ず準備運動(青汁を摂る)をしてから、炭水化物を摂るようにしましょう。
ちなみに青汁を飲んで、10秒後にすぐ炭水化物を摂ってしまうと早すぎます。
食べたものが腸に到達したところで、すい臓に対し「インスリンを分泌しろ!」という指令が出て、糖を取り除く作業が始まります。
感覚としては高級レストランで前菜の野菜が出てきたような感じです。
じっくり野菜を堪能するようなイメージで、青汁を堪能しましょう。
そうすれば太りにくい体作りが出来るでしょう。
炭水化物を食べる前に青汁を飲んでも、あまり体重が減らないという人は、そもそも1日の摂取カロリーが多過ぎる可能性があります。
1食分、青汁に置き換えて摂取カロリーを抑制しましょう。
人間が1日に必要なカロリーは年齢や男女間で差があります。
女性なら1,800カロリー程度、男性なら2,200カロリー程度を目安としています。
まず自分の食生活を顧みて、上記のカロリーを2食で大幅に上回ってしまっているなら、もはや青汁以前の問題です。
まずは目安量まで減らす努力をしましょう。
そして3食きっちり食べて、1日の目安量となってからが勝負です。
そこからさらにカロリー量を減らすため、1食を青汁に置き換えてみましょう。
一番体に負担がかからず始めやすいのが朝食。
パンと牛乳と目玉焼きを食べていたという人が青汁に変えるだけでもだいぶカロリーを落とせます。
パン1枚:約180カロリー
牛乳200ml:約150カロリー
目玉焼き1個:90カロリー
合計420カロリー
これは素材そのもので計算したときのカロリーです。
パンにバターを塗ったり、目玉焼きにベーコンやチーズなどをトッピングをすると、最終的に500カロリーは超えると考えていた方が良いでしょう。
それが青汁になると、どうなるか?
1杯200mlと換算すると、だいたい20から30カロリー程度です。
400カロリー以上のカットに成功するので、置き換えダイエットはかなり効果が期待できます。
もちろんこれが夕食となれば更に効果が!
夕食の場合、800から1,000カロリー程度摂っている人が多いので、さらにダイエット効果が期待できるでしょう。
これは人間の消化時間を考慮したダイエット方法です。
食べたものの成分によっては、消化までに数時間かかるものがあります。
最も時間がかかるのが炭水化物。
炭水化物は食べてから胃を通って、小腸を流れるまで10時間ほど要するといわれています。
この間はインスリンの分泌が活発になり、糖を消化する活動が盛んです。
睡眠をとっている間もインスリンの分泌が全くなくなるというわけではないのですが、起きて活動している時のほうが分泌が盛んです。
食べてすぐ横になると太ってしまう、と言われるのはこのためです。
最後に食事を摂って、5時間から6時間ぐらいあけてから寝るような食生活が必要です。
例えば、「夕方6時以降は炭水化物は摂らない。消化の早い食物繊維(青汁)のみにする」といった形にすれば、糖がスムーズに消化されていくはずです。
その結果、体重にも反映されてくるでしょう。
自分の就寝時間から逆算して食べる時間のリミットを決めましょう。
もし過ぎてしまっていたら青汁のみにする、と決めれば良い結果が出てくるはずです。
以上、青汁を使ったダイエット方法を紹介しました。
ただ単に青汁に頼るというダイエット方法より、自分の体のメカニズムも理解して、それに合った青汁ダイエットをした方が良い結果を生む可能性が高いです。
もし体に無理なく続けられそうなら、上記3つを同時並行しても問題ありません。
自分に合ったスタイルを見つけてみてください!
/公開日:2017年12月27日