「ケール=まずい」という認識を持っている人も多いかもしれません。
昔のCM「まずい!もう一杯!」で有名なキューサイの青汁の印象が強烈すぎて、そのイメージが残っている30代や40代の人は今でも青汁は、「まずい」という認識のままでしょう。(10代や20代はもう知らないかも)
しかし、最近の青汁は飲みやすいものも数多く登場しています。
まずい青汁とは、どういったものなのか詳しくみていきましょう!
80年代に俳優の八名信夫さんが出演していたCMでお馴染みの「キューサイの青汁」。
キューサイの青汁は現在も発売されていて、いろいろな種類の青汁が登場しています。
その中でも原型の面影を残しているのはキューサイ「畑の青汁」でしょう。
原材料は国産のケールだけです。
つまり「青汁の味=ケールの味」と考えても問題ないでしょう。
このケール、お世辞にも美味しいとは言えません。
非常に苦味を残し、後味も良くありません。
とてもではありませんが、生野菜では無理。
粉末状のものに牛乳や水などで飲むことになりますが、それでも野菜嫌いな人はおそらく飲めないでしょう。
ビタミンCやビタミンK、カルシウム、カリウムなどの成分が豊富に含まれていて栄養価が高いのは間違いありません。
しかし飲みやすさで考えると、また別の話です。
もしケールのみの青汁を飲む場合は、ひと工夫しないとちょっと厳しいです。
例えば牛乳やきな粉、蜂蜜などと一緒にミキサーにかけてしまえばそれほど後味も気にせず飲めるようになります。
まずい青汁を避けるには2つのパターンが考えられます。
まずはケールが配合されていない青汁を選ぶこと。
苦味の最大の原因であるケール以外を主原料とした青汁を選びましょう。
例えば、大麦若葉や明日葉、桑の葉が主原料となっている青汁もあります。
これらは苦味が全くないかというとそういうわけでもありませんが、ケールほど強烈なものではないので、幾分飲みやすくなっています。
具体的には、下記のような青汁はケールが入っていません。
・神仙桑抹茶ゴールド
・やわたのおいしい青汁
・やずや養精青汁
・サントリー極の青汁
これらは大麦若葉、桑の葉、抹茶などが主原料となっていますので、飲みやすさを考慮するとお勧めできる青汁です。
そしてもう一つはケールが入っていても、他の味の強い原材料が入っているものを選択する方法です。
結局ケールの匂いが強すぎてしまうと、おいしいと思えなくなってしまいます。
そこでケール以外の野菜や果物が入っている青汁を選択しましょう。
具体的には、下記のような青汁がおすすめです。
・青汁三昧
・サンスターおいしい青汁
・レモンの青汁
まず青汁三昧ですが、こちらはケールにプラスしてゴーヤも入っています。
ゴーヤ自体も苦いので苦味がなくなっているという訳ではないのですが、馴染みのある味になっているので、かなりこれで後味の嫌な感覚が減っています。
葉っぱの青臭さをゴーヤがかき消してくれているイメージです。
サンスターおいしい青汁は、リンゴとレモンの果汁が入っています。
若干まろやかになっていて、従来のような苦味の払拭してくれている味です。
そしてレモンの青汁は商品名にも入っているように、レモンがたくさん配合されています。
1日2袋を推奨されていますが、それだけでビタミンCがレモン6個分に相当します。
酸味があって飲みやすい青汁になっていますので、こちらもおすすめです。
「ちょっと飲みにくいな」と感じたら、自分でもアレンジを加えてしまいましょう。
甘みが足りないと思えば蜂蜜やオリゴ糖、バナナを加えるのもおすすめです。
苦味をまろやかにしたいなというときはきな粉、抹茶、緑茶などを入れると緩和されて飲みやすくなります。
他にもリンゴ、オレンジ、パイナップルなどの果物類と混ぜるのもオススメです。
そして飲み物として摂取するだけでなく、ヨーグルトに混ぜて食べるのもおすすめです。
他にはゼラチンなどで固めてゼリーとして食べるのも良いですね。
熱さえ加えなければ、生きた酵素をそのまま体内に取り入れることができるので、上記のような食べ方は非常にお勧めです。
ちょっと味に飽きたり、後味が気になるなら違った摂取方法を検討してみましょう。
以上、青汁の味がまずいと心配している人に参考になる情報を紹介しました。
今でも苦味を感じる青汁は確かにあります。
ただ、各メーカーともそのことは十分理解していますから、今は品種改良を行い、飲みやすいものが多くなってきました。
原材料が詳しく記載されていますので、そこでケール以外にどんな野菜や果物が入っているかチェックするのがお勧めです。
文中で紹介した青汁は飲みやすさに定評があり、口コミでもこれなら続けられるという意見が多いものです。ぜひ参考にしてみてください。
/公開日:2017年12月28日